腕時計選びでその人が解る!?

アンティークコレクションを楽しむ

さまざまなジャンルのコレクターの中には、アンティークやヴィンテージと呼ばれる古いものをコレクションしている人も多いでしょう。
筆者は腕時計の他にギターなどの楽器もコレクションしていますが、この世界でもヴィンテージコレクションは一つのジャンルとして高い人気を集めています。ヴァイオリンなどに比べて価値が上がりにくいエレキギターでさえ、50年代の希少なモデルになると数千万円という価格で取引されることもあります。
腕時計の世界も同様で、人気の高いモデルになるととんでもない価格で取引されることがあります。また、アンティーク専門のショップなども多く、大きな市場を持っているジャンルとなっています。

アンティークウォッチの魅力

古いものの魅力は現在では作ることのできない機構を持っており、その時代ならではの独特なデザインのものが存在する点でしょう。かつて、ほとんどが手作業で行われていた時代の時計の中には現在の製法では量産することの難しいスタイルのムーヴメントを搭載しているものも少なくありません。また、新しい技術の登場によって消えてしまった機構なども多く存在しています。
これらのほとんどは現在の最新の機械に比べると機能性や耐久性の面で劣っています。しかし、そこに味わいを感じるのがアンティークの楽しみ方でしょう。精度があまり高くない、機能が少ない、といった点だけにとらわれていてはアンティークを楽しむことはできません。

当時の生活に想いを馳せる

その時代を強く感じさせてくれるアンティークウォッチも多く存在しています。代表的なものといえば、マニアの間で高い人気を集めているカタカナ表記の「セイコー」ロゴのモデルでしょう。セイコーの時計の多くはアルファベットで「SEIKO」と表記されています。しかし、戦時中の外国語の使用が禁止されていた時代の一部モデルではカタカナ表記の「セイコー」ロゴが使用されています。まさに、その時代に想いを馳せるには最適な時計の一つであるといえるのではないでしょうか。
このように、より時代を強く感じさせてくれる時計はそれほど希少なものでなくても高い人気を集めています。

アンティークウォッチは管理やメンテナンスにとても気を遣うものです。しかし、そんな手間をかけることさえも楽しいと思わせてくれるほどの魅力を持っています。

機械式時計はしっかりとしたメンテナンスさえ続ければ100年以上使用することだってできます。現代の時計がいずれアンティークとして扱われるようになるまで、しっかりと管理しながら育てて行くのも良いかもしれません。