腕時計選びでその人が解る!?

ぼったくりブランドがある!?

高級ブランドの腕時計は確かに魅力的なものではありますが、本当にそれだけの価値があるの?と疑問を抱いてしまうことはありませんか?

一見しただけではほぼ同じようにしか見えない腕時計であっても、一方は一万円、そしてもう一方は百万円…そんなケースもあります。では、本当にそれほどの価格差がつくほどに価値が違っているのでしょうか? 実はそれほどの価値はない腕時計だって存在しているのです。

念のため、先にお話しておきますが、ここではあくまで「腕時計」としての価値についてお話しています。もちろん、そのブランドの持つ魅力、デザイン性などについては含んでいませんのでご注意ください。

中身がまったく同じなのに価格は10倍以上!

当サイトでも何度かお話していますが、高級メーカーであっても、すべてのパーツを自社で一貫して製造しているわけではありません。特に腕時計の心臓部であるムーヴメントについては汎用品を使用しているメーカーが大多数を占めています。

もちろん、これが悪い事であると言っているわけではありません。各パーツをさまざまなメーカーで製造する分業制はスイスの腕時計業界の伝統の一つです。むしろ、スイス時計の正しいあり方である、とも言えるでしょう。

しかし、1万円で売られている腕時計と、10万円で売られている腕時計の中身がまったく同じもの…そう言われると、なんだかモヤモヤとした気持ちになってしまう方が多いのではないでしょうか?

一流メーカーの場合、汎用パーツを使用するにしても入荷したものを厳しく検品し、必要であれば再研磨するなどでして精度を高めていますが、一部のブランドはまった手を加えることなく、そのまま搭載してしまっていることもあります。

もちろんETAなどのムーヴメントメーカーは、そのままでも十分な精度が出るように製造していますが、高級モデルにそのまま搭載されてしまう…そう考えると、やはり少し残念な気持ちになってしまいます。

粗悪パーツが使われた高級時計も存在する?

一流のムーヴメントメーカーのものを使用しているのであればまだ良い方で、中には粗悪品としか言いようがないような格安パーツを使用しているメーカーも存在しています。 見た目は綺麗に装飾していても、裏蓋を開けてみると、1000円程度で売られているような腕時計と同じムーヴメントが…なんてことだってあるのです。

もちろん、お店でムーヴメントの確認をすることはできませんが、少し値の張る腕時計を購入する際は、メーカーサイトなどでどこのムーヴメントを使用しているのかなどをチェックするようにすべきでしょう。自社製造であれば、当然それをアピールしているはずです。逆に、ムーヴメントの製造国すら明かされていない場合は、とんでもなくチープなものが使用されている可能性がありますので、注意すべきです。

もちろん、人によって価値観は異なりますが、あまりにもチープなムーヴメントやパーツを使用しているにも関わらず、高値で売られているブランド腕時計を見ると、「ぼったくり」と言わざるを得ません。 高級品だから、品質が高いものである…そんな考えを一度捨てて、しっかりと自分の目で良いものを見極めることができるようになりましょう。