腕時計選びでその人が解る!?

腕時計の歴史を振り返ってみよう

腕時計が誕生したのは1700年代後半のと言われています。当時のスイスの時計商であるジャケ・ドロー&ルショーが懐中時計に革のベルトを装着したものを販売したのが腕時計のルーツという説が有力となっています。

その後、主に軍用の道具としてさまざまなものが製作され、1900年にはオメガによって一般向けの腕時計が発売されました。腕時計は誕生から200年以上、一般に普及するようになってから100年以上の歴史を持っている道具です。そんな腕時計の歴史を振り返ってみましょう。
腕時計の豆知識~腕時計の歴史~

どうして腕時計が必要とされたのか

どのような場面で腕時計の原型が作られたのかにはさまざまな説があります。現在、もっとも有力になっている説の一つが、戦争中の兵士が時間を確認するのにわざわざ懐中時計を出し入れすることを煩わしく思い、革製のベルトなどを利用して腕に固定していた、というものです。

これをヒントとして前述の時計商、ジャケ・ドロー&ルショーが販売を始めたとされています。1800年前後に誕生したこの腕時計の一般向けのものが発売される1900年までの100年間もの間、ほぼ軍用のものしか製造されていないという点から、この説がもっとも有力視されています。

さまざまな機構の誕生

初期の腕時計はゼンマイ式の手巻き時計でした。しかし、これをベースにさまざまな機構が誕生しました。 現在でも機械式腕時計のスタンダードとなっている自動巻き時計は1926年にスイスの時計メーカーであるフォルティスから発表されました。これによって、人々は毎日ゼンマイを巻く作業から解放されました。

しかし、数日使用しなければ止まってしまう上、やはり精度はそれほど高くありませんでしたので頻繁に時間合わせをする必要がありました。そんな問題を解決してくれたのが、日本の服部時計店(現セイコー)が発表したクォーツ時計です。水晶の電気振動を利用することによって、機械式時計をはるかに上回る精度を実現することに成功しました。そして、電池が切れるまで止まることもありませんので、数年間にわたってゼンマイを巻くこともなく使用することが可能となりました。

その後も1990年にはユンハンスによって時刻合わせが不要な電波式時計が発表され、さらに2011年には世界中のどこでも正確な時間を受信することのできる衛星電波式腕時計を日本のシチズンが発表しています。

不可能と思われていたことを次々と実現していったのが腕時計の歴史です。きっとこれからもさまざまな新しい機構が登場し、人々を驚かせてくれることでしょう。

このように腕時計は200年の間で急速な進歩を遂げています。単に200年というととても長く感じられるかもしれません。しかし、この進歩の速さをみると逆に「わずか200年で!」と感じられてしまいます。