腕時計選びでその人が解る!?

正規店と並行店の違いを知ろう!

「一生モノの腕時計を買おうと、誰もが知っているブランド品に手を出した。しかし、後ほどそれが偽物であることが分かった…」という事態、女性ではバッグなどで多く見られる被害ですが、男性の場合は腕時計で多く見られます。

もちろん、偽物と分かれば大きなショックを受けますし、それ以上はその腕時計を付ける気にもなれないでしょう。

たとえ偽物だと判明しても、販売店に要求して本物と交換してもらえることは少ないと思います。そこで自己防衛策として、「正規店と並行店の違い」を勉強してみましょう!

正規店とは?

正規店とは、メーカーの販売ルート上で腕時計を仕入れて、それを販売しているお店のことです。メーカーから直接買い付けているのか、あるいは輸入代行業者を利用する場合もありますが、少なくともメーカーの正規販売ルート上の品物であることに間違いはありません。

したがって、正規店であればよほど巧妙な仕組みでもない限り、偽物をつかまされる心配は皆無ということになります。 つまり一生モノの高い腕時計を買う場合は、そのお店が正規店であることを確認した方が良いと思います。

並行店とは?

一方、並行店とはバイヤーが独自のルートで商品を仕入れ、それを販売しているお店のことです。つまり「その商品のもともとの素性」が分からず、バイヤーが仕入れ段階で偽物と見抜かない限り、それが本物である保証はどこにもありません。

そして並行店で「えっ!こんなに安いの!このブランドなのに!」という商品があれば、やはり手を出さない方が安心だと言えます。正規のルート上でないため、メーカーの保証やアフターケアが付いていないケースがあるためです。

実際、「偽物をつかまされた!」と気づく瞬間はここが最も多いと言えます。やたら安い値段で買ってすぐに壊れた場合、まずはお店に問い合わせるのですが、お店側は「メーカーに問い合わせてほしい」と言うだけでしょう。

そしてメーカーに時計を送って、そこで初めて偽物だと分かるケースが多く、もちろんお店に文句を言っても、「私たちも被害者である」と言われるだけです。その店が悪意を持って偽物を販売したかどうか、それをあなた自身が証明しなければいけないでしょう。

ネット通販は極力避ける

正規店の通販なら信用はできますが、そもそも腕時計は「試着をしてから買うもの」です。着け心地に違和感がないかを確認するためにも、ネット通販は極力避けた方が良いでしょう。

特に長く使える時計を探しているのであれば、実際にお店に行って試着をさせてもらい、その上で購入を検討する方法が有効でしょう。

これまで説明した正規品、並行品、ネット通販の枠組みの違いがもっと極端に現れているのが、バイアグラなどの医薬品の流通状況です。バイアグラは病院で処方を受けなければならないもので、これが正規品の流通ルートであり、本来これ以外の方法で入手はできないはずです。ところが、個人輸入と称して並行品を販売したり、ネット通販で「バイアグラのジェネリック品を格安輸入」とうたって売り込んだりしている業者も多々います。バイアグラの場合、ジェネリック品が販売されている国はまだわずかで、日本国内でもようやく2014年に販売開始といわれているくらいです。正規ルート以外で流通しているものの中にはまがいものが実に多いので、手を出すのは正気の沙汰ではない、とまでいわれています。

バイアグラの流通構造ほど極端ではないにせよ、腕時計に関しても「正規店に実際に行って、気に入った腕時計があれば試着をしてから購入を検討する」のが安全かつ安心な手段ということになります。

これさえしっかり守っておけば、よほどのことがない限り偽物をつかまされる心配はありません。ぜひ自己防衛策として覚えておきましょう!