腕時計選びでその人が解る!?

リメイク腕時計の罠

近年では腕時計の選択肢にもさまざまなものがあります。その中で、今注目を集めているのがリメイク腕時計です。

痛みのひどい古いアンティーク時計の文字盤やケース、バンドなどを交換し、アレンジすることによって新しいスタイルの腕時計として販売しているブランドやショップも多くなり、人気を集めています。

腕時計マニアとしても有名なタレントの所ジョージなどが雑誌やテレビで紹介したことによって、ますますリメイク腕時計の人気は高まっていますが、その一方で問題がまったくないわけではありません。

そこで、ここではリメイク腕時計に潜む罠についてお話してみたいと思います。

古いムーヴメントの手入れは難しい?

今人気のリメイク腕時計のベースとなっているのは1960~70年代のスイス時計が中心となっています。この年代は機械式時計の全盛期とも言える時代でしたのでとても多くのものが生産されています。

もちろん、有名ブランドのもので、しっかりメンテナンスされているものであれば現在でも問題なく使用できます。

しかし、その一方でこの年代に製造されたものの中には、使い捨て前提で設計されているチープなものも少なくありません。格安モデルや子供向けのオモチャなどに使用されていたモデルのムーヴメントの場合、メンテナンスが不可能なものも多いのです。

こういったものがベースとなっているリメイク腕時計も意外と多く、すぐに止まってしまったり、精度が甘すぎて使えないものも多いのです。

単にファッションアイテムとして割り切ることができるのであれば良いですが、腕時計として長期間にわたって使い続けることはできません。

偽物のムーヴメントが使われていることも…

こういったリメイク腕時計の中には、ロレックスやオメガと言った有名ブランドのムーヴメントが使用されていることを売りにしているものも多くなっています。

こういったものの中には偽物も少なくないことを頭に入れておきましょう。ムーヴメントの真贋の判断は専門家でなければ難しいものですし、スイスの有名ブランドの中には汎用パーツが使用されている場合も多いことから、専門家でもどこのメーカーの腕時計に使用されているのかがわからないこともあるほどです。

このように、真贋の判断が難しいことを逆手にとって、偽物がいくつも存在しているのです。

有名ブランドのものではなくても、ムーヴメントとしてしっかりとしていれば問題ない…そう考えている方も多いかもしれませんが、得体の知れないメーカーのムーヴメントを使用したアレンジ腕時計が高値で売られていることもありますので、騙されないようにすべきでしょう。

リメイク腕時計には個性的なデザインのものも少なくありません。古い懐中時計をリメイクしたものなどは、現在の腕時計にはない雰囲気を持っていますので、魅力を感じる方も多いでしょう。

しかし、純粋に腕時計として考えると疑問を抱かざるを得ないものも少なくありませんので、購入の際にはしっかりとあなたにとって「良い腕時計」と言えるのかを考えるようにすべきです。

今話題だから…オシャレだから…それだけで飛びついてしまうと、あとで後悔してしまうことになるかもしれません。